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【草那芸の里】
「草那芸」と書いて「クサナギ」と読む。
滋賀県のとある山奥にある里で、開放的な里。
外部から助けを求めに来た者を受け入れ、また長の指導のもとに人間であれば忍術を、それ以外であれば忍独特の体術を教えている。
穏健で義理堅く、そのため暗殺よりも長期にわたる護衛任務などがよく舞い込んでくる。
事情があって里を離れるものに居住を与えたりすることもあるので、比較的穏やか。
しかし掟や規則は存在し、破ったり無視するものには罰則が与えられる。
《掟》について
草那芸の里で一番重んじられている掟は「外敵不殺」。
任務内で定められた目標、またはそのものに加担する存在以外を殺めてはならないという掟。
無用な殺生を避けるとともに、依頼主に欺かれるかもしれないという危機感を持たせないためである。
これを破った者は一年以上五年以内の禁固刑を課せられる。
破った上でよしとするような者がいた場合は、里の長によって八咫蛇の里へと手渡されることになり、事実的に「追放」となる。
里の長
浅葱 宗之助
(あさぎ そうのすけ)
勤勉で寡黙な壮年。
里の掟に忠実であり、
行き場を亡くした者を受け入れ世話を焼く。
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